なまこのしおもみ

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【構築記事】一匹一倒ネッコアララランテス【ネッコアララランテス2on2】

どうもソルトです。

 

今回は、12/21(木)にNitPokeで行われた「ネッコアララランテス2on2」について書いていきます。

 

 

 

まず初めに、ネッコアララランテス2on2のルール説明です。

 

ネッコアララランテス2on2とは、その名の通りネッコアララランテスで戦うバトルです。主なルールは

・シングルバトルのノーマルルール

ネッコアララランテスをそれぞれ1匹ずつ使い2対2で戦う

・技のPPを増やしてはならない

これだけです。簡潔で分かりやすいですね。

 

ネッコアララランテスとは、サークル員の一人でクソポケマイスターのポイマさんが考えた2017年のWCSルール(アローラ図鑑に載っているポケモンで行うメガなしダブルバトル)における構築で、「ネッコアラで地ならしを打って相手2体のSを下げながら隣のラランテスのSを上げ、さらに甘えるで隣のラランテスのAを2段階上げて花吹雪を打つ」というコンセプトのもの。この構築を使って自身の最低レートを更新したらしい。

 

今回はそんなネッコアララランテスがシングルバトルへと舞台を移し戦うことに。

 

 

ちなみに、USUMにて教え技が解禁されラランテスが馬鹿力を習得。本ルールにおいては、一貫するタイプの威力120で殴りながらAとBを上げられるというチートもいいとこの性能であったため、事前の考察では「スカーフラランテスが強い」「相手のラランテスを止めながらこちらのラランテスを展開できれば勝ち」などの意見が聞かれました。

ネッコアラについても、馬鹿力展開を狙うラランテスを襷がむ不意で縛ったりできるなど評価できる点が多数あり、一概にラランテスゲーとも言い切れない難しさを感じました。

 

 

そんな中、僕が組んだネッコアララランテスがこちらです。

(以下平文)

 

f:id:saltaroe:20171221224714g:plain(動くgif画像が見当たらなかった)

ネッコアラ@ホズのみ

馬鹿力/ローキック/欠伸/威張る

性格:腕白

特性:絶対眠り

努力値:36-36-252-0-4-180

実数値:145-140-128-*-116-108

 

環境に多いと予想される初手ネッコアラ対面でミラーを制しつつ、裏のラランテスの起点を回避することに重点を置いたネッコアラ。特に鉢巻寝言とっておき型のネッコアラに対しストッパーとなれるようホズの実を採用している。

調整はHBラインがA特化ラランテスの馬鹿力耐え、Sが最速ラランテス抜き抜き、残りA余りB。襷持ちの耐久無振りネッコアラにローキックを打った場合にがむしゃら不意打ちで縛られない絶妙な火力調整も美しい。

ローキック馬鹿力でネッコアラを処理し裏のラランテスに欠伸を打つのが仕事。ラランテスがスカーフ持ちの場合は裏のラランテスで馬鹿力のPPを枯らして勝つ。

もし初手にラランテスを出されると厳しいが、その場合は裏のネッコアラが襷やヨプ等である可能性が低いため、欠伸から入ってネッコアラバックに馬鹿力を合わせる立ち回りでリカバリする(予定)。

 

f:id:saltaroe:20171221224722g:plain

ラランテス@ムシZ

吸血/馬鹿力/研ぎ澄ます/守る

性格:腕白

特性:天邪鬼

努力値:252-0-252-0-4-0

実数値:177-125-156-*-111-65

 

ラランテスミラーを意識しまくった結果やべー技が入ってしまったラランテス

調整はHBぶっぱ……だが、ただのHBぶっぱではない。A特化ラランテスの+1馬鹿力を受けた後吸血で少しだけHPを吸うことで次の+2馬鹿力を耐えて馬鹿力のPPを枯らすことができる。また、余りをDに振ることで(環境に大変はびこらないとは思うが1~2人は使うであろう)特殊型、両刀型のラランテスにも勝てる晴れウェザーボール確定耐え調整になる。

火力の方は、無振りでも研ぎ澄ます→Z吸血でB特化ラランテスに対し146~174のダメージが出るため、同じHB特化ラランテスでなければ一撃で葬り去ることが可能。つよい。

欠伸の入ったラランテスの前で守り、眠ったラランテスを研ぎ澄ます→Z吸血で確殺する。耐久に厚いラランテス同士のミラーで積み合いとなった際にも研ぎ澄ます吸血が刺さる(予定)。

 

 

 

ーーーーーーーーーここまで前日の考察段階ーーーーーーーーー

 

ーーーーーーーーーここから大会後の後語りーーーーーーーーー

 

 

はい。この構築を使ってネッコアララランテス2on2に参加したところ、結果は4勝6敗の負け越しでした。

 

初手にネッコアラミラーが起こりやすいという予想は的中しましたが、ミラーにおいては相手のネッコアラのSを下げた上でこちらのネッコアラを倒してもらい、裏のラランテスの起点にする動きや、レッドカードネッコアラで裏のラランテスを引きずり出し蜻蛉やアクロバットで削る動きが一般的(?)だったようで、環境を読み違えました。みんな強かったです。

ラス1ラランテス同士の対面で、さっきの吸血で半分入ったから虫Zは遅延になるし打たんでええか、って思いながら素の吸血撃ったら馬鹿力のB上昇が全く頭から抜けてて耐えられて負けたりなど悔しい場面もありましたが、こちらの思惑をうまく通せた試合もあり、おおむね楽しくできてよかったです。

 

 

僕個人の結果だけみれば残念でした。しかし僕、今大会では負け越したと同時に優勝もしています

どういう意味かは、NitPoke公式ブログの更新をお待ちください。

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