凍風採用型物理ポワルン【ポワルン1on1】
ソルトです。
今回は、NitPoke内で行われたクソルール「ポワルン1on1」の考察及び僕の使用したポワルンの型、大会結果について記したいと思います。
ポワルン1on1とは、その名の通りお互いがポワルン1匹のみを出し合って戦うシングルバトルです。
それ以外に追加ルールはなく、スペシャルレートのレギュレーションの1つであるシングル61と違ってきあいのタスキや各種Zも使用可能です。
強力な一致Z技(ノーマルZ)で押し切る型、雨乞いでお互いのタイプを水にし雷をメインウェポンとして戦う型、闇のスカーフ頭突き型などが事前考察で上がっていました。電磁波や金縛りなど相手の思惑を崩せそうな技もあり、広がりのある良いルールだと思います。
そんな中、ぼくがかんがえたさいきょうのポワルンがこちら。
ポワルン@ノーマルZ
取って置き/頭突き/凍える風/砂嵐
性格:やんちゃ
特性:天気屋
努力値:0-244-252-0-0-12
実数値:145-133-122-90-81-92
ポワルン界最高打点を叩き出せる取って置きZ型をベースにし、ダメージを与えて耐え調整を崩しつつS操作もできる凍える風を採用した型。
調整はほぼABぶっぱになっているが、HBラインがA特化ポワルンの取って置きZを87.5%で耐え、残りをAに回すことで同じ耐久ラインのポワルンを凍える風→取って置きZで96%以上の超高乱数。Sは無振りでも凍える風1回でちょうど最速ポワルン抜きになるのだが、同型ミラーや最速ポワルンを抜くように調整したスカーフ型などを意識し12振りとした。
残り2つの技枠は、凍風後にZを守られてもワンチャン残せる頭突き、雨乞い電気Z型に対する回答として砂嵐を採用。Dに下降補正がかかっているものの、天候を砂嵐に書き換えればC特化ポワルンの雷Z+砂嵐のダメージ1回分を最大乱数切りで耐えることができる。なんて美しい調整なんだ……(恍惚)
ただし、特殊ノーマルZ型にワンパンで負けてしまう恐れがあるほか、Z雨乞い型に凍風のSダウンをリセットされつつ天候を書き換えられると非常に厳しい。無補正性格にして火力を抑え両耐久を維持することも考えたが、NitPokeの行うこの手のルールで環境に特殊型がはびこると予想するのは大変危険であり負け筋に繋がるため、この2つの型については考えないことにした。
はい。ここからは大会後の執筆になります。
まずは気になる結果から。
僕は6勝4敗で、同率のポイマさんに直対で負けているので4位でした。
続いて各戦の振り返り。
vsドラゴンズくん……○
雨乞い型。凍風でSを逆転し砂嵐で天候を上書きする上述の作戦で綺麗に勝利……のはずが、命中70の素雷を当てられ麻痺を引いてしまう。絶望したものの、奇跡的に次弾をかわしノーマルZを叩き込む事ができたため勝ち。
vsじゅんくん……○
僕と同じ凍風取って置きZ型。初手守るで凍える風を見られたが、次ターンに凍える風の打ち合いで上を取っていることを確認。3ターン目の技選択は迷ったが、強気にZを切ったところ守られなかったので択勝ち。
vsはくまろくん……○
Z追い風→取って置き急所を太い勝ち筋としている型。天候型メタの砂嵐を搭載しているため取って置きの起動が1ターン遅く、こちらが先にZを通して勝ち。
vsみやざきれおくん……×
あられ大文字Z型。初手の凍風を身代わりですかされ(当然割れない)、あられからの大文字Zで順当に負け。
vsポイマさん……×
電磁波頭突きまひるみ型。初手の凍風を身代わりですかされ(本日2回目)、電磁波を入れられ、金縛りでこちらの頭突きを封印されてボコボコ。全てがあちらの掌の上という感じだった。
vsクッキー先輩……○
初手のノーマルZを耐えて凍風を入れ、Sを逆転して上から取って置きで勝ち。事前に想定していた試合の流れを一番綺麗に踏襲できてうれしみ。
vsメワラ先輩……○
コスモパワーと眠るで守りを固め、いびきで徐々に詰める耐久型。際限なく上がっていく耐久地獄に悩まされ、万策尽きた状況で最後に放った5回目の取って置きが急所を貫き勝ち。めっっっっっっっっちゃ嬉しかった。
vsあかずきん☀くん……○
凍風取って置き型だが、僕やじゅんくんと異なり耐久寄りの努力値配分に持ち物は半分回復実。初手の凍風の打ち合いではこちらが上を取れていたのだが、次のノーマルZも耐えられ、実の発動を許してしまう。そのまま負けるかと思ったが、最強の技 ♰頭突き♰ でダメージレースをひっくり返して勝ち。怯みチャンスは2回だったので確率はほぼ半々、勝利の女神が微笑んでくれてよかった。
vsセトさん……×
毒守身代わり型。初手で毒を浴び、凍える風を打って残飯も確認したので「さすがに守るは入ってるだろうしここは絶対守るターンのはず」と思い、残飯の回復を許したくなかったので砂嵐を選択したが、向こうは身代わりを選択しており択負け。
vsDどの先輩……×
シンプルな取って置きZ型。初手のノーマルZが急所に当たりワンパンで負け。最強すぎる。
反省点としては、構築段階で身代わりという技が考慮の外だったことに尽きます。
みやざきれおくんとポイマさんとの試合は連続だったため、その後の試合はずっと身代わりに怯えて技選択に迷いが生じまくっていましたが、それでも雑念を振り払い凍える風を押し続けました。自分を曲げないことが大事だと感じました。
あと砂嵐が有効に働いた試合はドラゴンズくん戦のみであり、別の技にするか技を抜いて素の取って置きの起動を早めたほうが良かったなと思います。
結果はなかなか残せませんが、またNitPokeクソルールに参加した際はこうして自慢の構築をブログに書くかもしれません。それでは。